前回の手縫いリウェルトとは違い、今回はウェルト・ソール共に接着のみで固定されています。
靴の世界には、縫っているようで縫っていない「飾りステッチ」という概念がございます。(見映えの為です)
ピュアな靴ごころを持っていた若き日の店主には、この事実に弄ばれたような気がして…憤り通り越してブチ切れも止むなし (失礼) と、ひとりひと悶着していたものでした。
元に近い、飾り縫い付きのストームウェルトが欠品、今回は平ウェルトで。元のウェルト跡が少し出ていますが、ソール再利用で違和感ない仕上がりです。