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2024年8月27日
ジバンシー キーホルダーのメッキ加工
薄くなったメッキ・剝がれてしまったメッキの修理も可能です。 シルバー・ゴールド・ガンメタリックなどカラーバリエーションあり。 靴であれバッグであれ、メッキ加工は金属単体に外せるものに限ります。(靴やバッグ・小物に取り付けたまま、メッキ加工することはできません) ...

2023年4月2日
セラアナトミカ レザーサドル 先端カット
お尻に合わないサドルは半ば拷問のようなもの。見た目も良くしたいが座り心地も譲れない…自転車乗りの理想と現実の狭間で、多くの尻は痛めつけられています。 そんな中、古くからある革サドルは、使い込むことでお尻の形状に馴染ませる優れものであります。(良いことばかりではなく、最初...


2023年1月10日
暮れのご挨拶
暮れのご挨拶 今年の暮れもまた、ひとりヒールを積み上げております。去年との間違い探しみたいな画像になっておりますが、まさか年末恒例になるんじゃ…。 今年は不本意ながらSNSの更新を疎かにしておりましたが、公私共に大変充実した1年でした。 ...


2021年12月9日
靴修理店の繁忙期
一般の皆さんには不可思議なアンダーグラウンド業種であります「靴修理業」ですが、1年を通すと実は繁忙・閑散の波がございます。 10〜12月が繁忙の最盛期であり、ただいま真っ只中を快走中であります。 この時期の店主は、寝坊したのび太の如く寝起きからの「キレ」が違います。...


2020年10月21日
姫路の靴磨き店
「靴磨き」このキーワードがちょっとしたトレンドにある昨今ですが、とうとう姫路お溝筋でもカウンタースタイルの靴磨き店がオープンしています。 店主の友人でもある 磨き座 継(ヘリテージと読みます)さんなのですが、お祝いついでに勝負靴のクロケットの磨きをお...


2019年8月26日
革の退色と変色
修理品の多くは、新品時と比較してやはり色目に変質が見られます。紫外線・汚れ・革に含まれる物質の変化によるものも。 特にヌメ革や染料仕上げの革に顕著です。 この画像はあえて日光浴させて、修理材料となる革の色を飛ばしているところです。この様なスエードは案外早く退色します...


2019年5月14日
明石の帽子工場
表向きは帽子工場社長、裏のお顔はヴィンテージシンガーマニアのミシン研究所主宰である minerva.industries さんを訪問。 現行ミシンの原型となる貴重なアンティークミシンの数々。その希少性はもとより、過去のシンガーにはトップブランドとして築き上げた輝かしくも儚い...


2019年1月21日
100年前の工業ミシン
この頃のミシンは随所に花や唐草のデカールが施された機種ばかり。シンガーの工業用であっても例外ではありませんでした。 おばあちゃんのミシンがこんな感じだった!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。 よもやま話。通常この「17種ミシン」は主としてカバン類を縫製する...


2019年1月14日
姫路の製革所
リカラー作業の合間に、友人のタンナー (製革所) へお邪魔してきました。 この地の製革の歴史は古く、弥生時代からとも推測されていますが、少なくとも平安時代には皮革生産地として名は知れていたようです。 時代や技術の変化に対応しながら、製革は脈々と受け継がれ、このような工場が数...


2018年12月12日
マッケイミシンで底縫い
前回の修理でも触れたマッケイ製法ですが、ざっくり言いますと靴底から中底にステッチを貫通させて固定する製法。 そして画像のミニタワーがマッケイミシンです。一般のミシンとは異質の形態ですね。 ザシュ!ザシュ!と豪快に縫い付けていく勢いに、初めて縫製した時は完全にへっぴり腰になっ...


2018年12月4日
靴修理人へのルート
靴学校出身の方・修理実務での叩き上げの方・仕事だから何となくの方など、各々の道筋からこの業界を支えています。 僕自身は靴学校出身ではなく徒弟制からのスタートで、一通り修理が出来るようになった後に靴を作り始めました。 この職種に資格などありません。僕は自分のヴィンテージスニー...


2018年11月23日
自家製スリッポン
靴修理店は立ち仕事ゆえ、ついつい足に負担のない楽な靴に手が伸びてしまいます。 ですが職人の端くれの矜持を示すべく、既製品では無く自分で作ったスリッポンをなるべく履くようにしています。 一見、布生地に見える変わった革を作ってもらいました。実際は牛革の表皮を筋が入るほ...


2018年11月14日
シンガーのヴィンテージミシン
おおよそ80年前に英国で製造された、シンガーの八方ミシンと呼ばれる機種です。 このミシンは押さえが手動でクルクル回るのですが、押さえの方向を変えることで360度あらゆる方向に縫えます。靴や鞄などの立体物を修理する上で必須ミシンですね。 ...


2018年11月5日
ノックダウン方式での製靴
靴に対する原産国表記を品質の優劣の参考にされる方もいらっしゃると思います。 今回お話しするノックダウン方式とは、部品の仕入や途中までの工程を低コストな海外で行い、最終仕上げを自国で行う事によって、その自国を原産国と表記できるシステムです。 ...


2018年10月27日
ショップカード作成中
画像と睨めっこしつつ、あーでもないこーでもないとやっておる訳ですが、この古道具たちを見ていると悠久の文化を感じます。 靴工具は総じて単純な作りで、手入れさえすれば永く使えるものばかりです。手持ちの道具の中で最も古いもので100年程前の物もあります。 ...


2018年10月18日
外部でのお仕事
地底の棲家から晴天の地上世界へ飛び出したブルーステッチ店主。珍しく外部・加古川でのお仕事です。 ほのかに香る赤黄色の金木犀に、季節の彩りと移り変わりを感じつつ。金木犀カラーのブルーノで駆け抜けました。 余談も余談ですが、斜め後方から見た姿に特徴を持つ、靴や乗り物が...


2018年10月10日
超一等地の革工房
JR姫路駅の南口を出てすぐの超一等地に何故か革工房があるのですが、ご存知の方も少なくないのではないでしょうか。 この「革工房BAIMO」は姫路市のバックアップを受けて設置された工房で、皮革製品の技術者の独立開業を支援する為の養成所です。名目の通り営利目的で運営されている...


2018年10月2日
オパンケミシン
靴底を縫う工業ミシンはいくつかあり、これがミシン?と思える独特な構造を成す底縫ミシンの中にあって、比較的一般のミシン形状に近いのがオパンケミシンです。 靴底側面を縫う為のミシンで、ステッチは繊細。スニーカーのソール側面縫いに向いています。 ...


2018年9月24日
姫路の製靴工場
当店は修理を生業としておりますが、関連業種とも多少の繋がりがあります。 その大切なご縁も、その殆どが商売を目的としない個人的趣味の延長から始まったものでした。 今回お邪魔した製靴工場も、自分が作ったスニーカーの靴底側面を工業ミシンで縫いたいが為に、ヒョコヒョコとやっ...


2018年9月16日
皮革の染色工場
間借りしているこちらの染色工場で、当店修理品の染色を施しています。 この界隈は古い土地です。時が止まった様な町並みが、田舎育ちの僕には時折と郷愁を感じさせられます。 このブログを通して修理業・製造業・製革業における「人」「事」「物」そしてこの様な「場所」を少しずつ紹...
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